【南カリフォルニア】第47回SCJSF&JABAフォーラム「宇宙特集」8/27/2017(日)

2017/8/17 (イベント情報)

SCJSF、JABA第47回フォーラムのお知らせです。今回は、日米で宇宙をご専門にされているお二方を招いて「宇宙特集」と題してフォーラム開催いたします。お申し込みがまだの方はお早めに!

SCJSFスタッフ

日:2017年8月27日(日)
時:2:30PM開始 − 6PM講演会終了
会場:UCLA Anderson School of Management, Room B301
会場への行き方:SCJSFのHPを参照してください。http://www.scjsf.org/directions.html
参加費:無料
参加申し込み方法:以下の情報を、japanesescholarsforum@gmail.comまでお送りください。
1、氏名 (フルネームで)
2、所属 (大学名と学部名。企業の場合は会社名と部署名。)

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講演1 小惑星探査機「はやぶさ2」とイオンエンジンが切り開く世界
月崎 竜童 (Ryudo Tsukizaki, PhD)
UCLA Visiting Scholar, JAXA宇宙科学研究所 助教

要旨:日本が世界に先駆けて成功した、小惑星サンプルリターン。質量500kg、予算わずか200億円ばかりの小型の探査機によって成し遂げられた最大の要因は、実現不可能といわれたマイクロ波イオンエンジンの実用化にあった。「はやぶさ2」のイオンエンジンを担当する最年少プロジェクトメンバーの視点から、「はやぶさ」は小惑星へのハードランディングによってミッション喪失の危機からいかに3億km離れた地球帰還を果たしたのか。そしてその成功によって急転直下決まった「はやぶさ2」の開発のエピソードや、2020年の地球帰還までのシナリオ、イオンエンジンによる宇宙開拓についてお話します。

ご略歴:2008年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業、2010年NASAへのインターンなどを経て、2013年同大学院博士課程修了、博士(工学)取得。現在は、JAXA宇宙科学研究所助教。大学院在学中よりJAXA宇宙科学研究所にて小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの研究に従事、天皇陛下より育志賞を拝受。卒業後は「イプシロンロケット」の打ち上げや、「はやぶさ2」の研究開発及び管制コントロールの中核を担う傍ら、将来の太陽系探査に向けたプロジェクト提案、研究、人材育成を行う。

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講演2 「The Voyage〜宇宙探査の過去・現在・未来と、イマジネーションの重要性」
小野 雅裕 (Masahiro Ono, PhD)
NASAジェット推進研究所

要旨:「第二次大航海時代」が幕を開けようとしています。世界で毎年100機近くのロケットが宇宙に飛び立ち、ローバーが火星の赤い大地を走り、太陽系すべての惑星を探査機が訪れ、小惑星の砂粒が地球に持ち帰られ、そして民間企業が宇宙旅行を売り出す時代になりました。目覚ましい民間宇宙ベンチャーの活躍により長年のボトルネックだった打ち上げコストは劇的に下がり、宇宙は加速度的に身近になるでしょう。では、これまでの宇宙開発の飛躍的な進歩の原動力は何だったのでしょうか?ある人はそれを単純に科学技術の進歩に帰します。ある人はそれを冷戦や軍事産業との関係で論じます。ある人はそれは政治家の下心や起業家の野心に過ぎないと言います。僕はイマジネーションこそが原動力だったと考えます。このトークではまず、宇宙開発黎明期から現代までの宇宙探査史を振り返り、イマジネーションがいかに大きな役割を果たしてきたかを明らかにします。続いて現代の宇宙最前線のイマジネーションを語り、それがいかに未来おいて現実となるかを論じます。「イマジネーションは知識より重要だ」とはアインシュタインの言葉です。一昔前、たとえば待ち合わせで待たされて暇な時、人は空を見上げて空想(イマジネーション)に耽りました。知識=情報に溢れた現代、人は2分の暇さえあればスマホを開き、画面から洪水のように流れてくる情報を吸収することに余念がありません。自分の頭で何かを考えたり空想したりする時間は、昔より随分減ったのではないでしょうか。宇宙への旅の話を通して、イマジネーションの重要さを再認識してもらうことが、このトークの目的です。

ご略歴:現在NASA Jet Propulsion Laboratory (JPL)にてResearch Technologistとして勤務。Mars 2020 Roverの自動運転アルゴリズムの開発の他、宇宙探査機の自律化についての研究を行う。2005年東京大学航空宇宙工学科卒。2007年マサチューセッツ工科大学航空宇宙工学科修士。2012年同博士および技術政策プログラム修士。2012年慶應大学物理情報工学科助教。2013年より現職。2016年よりミーちゃんのパパ。大阪生まれ、東京育ち、阪神ファン。

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