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第18回JSSBのお知らせ

2013/10/10 (イベント情報)

みなさま、

第18回JSSBは、10月21日(月)です。今回はジョンズホプキンス大学の福永先生に発表をしていただく予定です。奮ってご参加ください!

**今回は場所がRangos490の上にあるRangos590ですので、ご注意ください!**


17:00-17:30 開場/ティータイム

17:30-17:40 製品紹介
島津様

17:40-18:30 セミナー
Ryuya Fukunaga, Ph.D.
Assistant Professor
Department of Biological Chemistry

タイトル:小さなRNAが生成されるメカニズム

要旨:遺伝子発現を制御するmiRNA, siRNA, piRNAなどの小さなRNAは生物において非常に重要な機能をはたしている。miRNAへの変異やmiRNA生成に関わる因子への変異は ヒトの様々な病気に関連づけられている。そのように重要な分子であるが小さなRNAの生成されるメカニズム、働くメカニズムはまだ十分によく解明されていない。2013年9月よりJohns Hopkins大学Biological Chemistryデパートメントにおいてスタートした福永研究室では、ショウジョウバエ遺伝学、生化学、結晶構造解析、次世代シーケンス、など多彩な手法を用いて、 小さなRNAが生成されるメカニズム、および働くメカニズムの解明を目指す。
miRNAを生成する因子の1つDicerはmiRNA前駆体(pre-miRNA)を切断することで成熟miRNAを生成する。miRNA の長さはこのDicerによる切断反応時に規定される。Dicerに結合するタンパク質の存在がいくつか知られているが、それらの役割はよくわかっていなかった。我々はDicer結合タンパク質(ハエではLoquacious-PB,  ヒトではTRBP)が、Dicerがpre-miRNA を切断する際の位置を変え、長さの異なるmiRNAを生成する機能を持つことを明らかにした。異なる長さのmiRNAは異なるmRNAを標的として制御していた。Dicerが別の結合タンパク質に結合している時にはそのような変化は見られなかった。すなわち、特定のDicer結合タンパク質がmiRNA の長さおよびその機能を制御していることが明らかとなった。

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島津様

会場へのアクセス:

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
7. 590の部屋は490の真上にありますので、490の横にある階段をご利用ください。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

当日の連絡先
443-287-7668 (井上office)
443-801-6419(宮本cell)
HP: http://www.jssbaltimore.com/home

宮本

第15回JSSBのお知らせ

2013/7/18 (イベント情報)

JSSBのみなさま、

次回の第15回JSSBは7月29日(月)です。

今回は澤先生に発表をしていただく予定です。奮ってご参加ください! また今回はセミナー後、澤先生との懇親会 をCuban(Rangosの1階)で行う予定です。当日も聞く予定ですが、参加を希望される方は、以下のメールアドレス にご連絡ください。

Takafumi Miyamoto
takmi565@gmail.com

17:00-17:30 開場/ティータイム
17:30-18:00 セミナー発表

「生物学的研究が臨床医学にできること、できないこと:臨床精神医学の立場から」

 澤 明
ジョンズホプキンス統合失調症疾患センター長
ジョンズホプキンス大学医学部精神神経科、教授
ジョンズホプキンス大学公衆衛生学部精神保健分野、教授

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島津様

会場へのアクセス:
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

当日の連絡先:
443-287-7668 (井上office)
443-801-6419(宮本cell)

HP: http://www.jssbaltimore.com/home 

宮本

第15回JSSBのお知らせ

2013/7/2 (イベント情報)

第15回JSSBは、7月11日(木)です。今回は理研CDBの上田泰己先生にセミナー発表をしていただく予定です。奮ってご参加ください!

17:00-17:30 開場/ティータイム
17:30-18:30 セミナー発表

上田 泰己

プロジェクトリーダー

独立行政法人 理化学研究所 システムバイオロジ ー研究プロジェクトタイトル:
哺乳類概日時計のシステム生物学・合成生物学
 
タイトル
哺乳類概日時計のシステム生物学・合成生物学

要旨
生体の中に流れる時間は、砂時計が時を数えあげるようにとめどもなく不可逆的に流れることもあれば、機械時計が一回りするようにある種の規則に従ってまき戻ることもある。時間はいったいどのように体内に表現されているのであろうか?

哺乳類概日時計をモデル系として時間の内部表現の問題、とりわけ規則性を持つ外部環境の内部表現機構の理解に取り組んできた。これまでに哺乳類概日時計の転写ネットワークの全体像を解明することを通じて自律発振機構(概日時計が恒常的な環境下において自発的な振動を生み出す仕組み)、温度補償性(概日時計の周期が温度変化に影響されずに生理条件範囲内で一定であること)やシンギュラリティ現象(概日時計が真夜中の光を浴びると停止してしまう現象)といった長年にわたる謎に取り組んできた。例えば温度補償性を解析する過程では、カゼインキナーゼIε/δというリン酸化酵素が周期を決定し、またこの酵素が時計タンパク質由来の基質をリン酸化する反応が、生化学の常識に反して温度依存性を持たないことを見出した。周期を決定するこのリン酸化反応は化学的摂動には柔軟に変化し、温度条件には頑強であることから時間を数え上げる機構には柔軟かつ頑強な性質が備わっていることが見えてきている。

これらの仕事を通じて、変動する外部環境が生体内部に分子細胞システムとして表現される様態が露わになりつつある。本講演では、これまでの細胞レベルの概日時計や新たに開始した個体レベルの睡眠・覚醒リズムに焦点を当てて最新の知見を紹介をする。

参考文献: Nature 418: 534-9 (2002),PNAS : 101:11227-32 (2004),Nature Genetics 37:187-92 (2005) Nature Genetics, 38:312-9 (2006),Nat Cell Biol. 9:1327-34 (2007),Nature 452, 317-22, (2008) PNAS 05, 14946-51 (2008),Nat Cell Biol. 10, 1154-63(2008),PNAS 106, 9890-5 (2009).PNAS 106, 15744-9 (2009), Curr Biol.20(24):2199-206.(2010),Cell144(2):268-81 (2011), PNAS (2012), Cell Rerpots (2012).

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Dojindo様

会場へのアクセス
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

当日の連絡先

443-287-7668 (井上office)
443-801-6419(宮本cell)
HP: http://www.jssbaltimore.com/home

宮本

第14回JSSBのお知らせ

2013/6/18 (イベント情報)

次回の第14回JSSBは6月18日(火)です。今回は小幡先生と岩渕先生のお二方にセミナー発表をしていただく予定です。奮ってご参加ください!

会場:Rangos590

17:00-17:30 開場/ティータイム
17:30-18:00 セミナー発表1(小幡先生)
18:00-18:30 セミナー発表2(岩渕先生)

小幡 史子
Assistant Professor
University of Maryland School of Medicine, Department of Microbiology and Immunology

タイトル:
志賀毒素産生大腸菌感染症のマウスモデル解析

要旨:
志賀毒素産生大腸菌は集団感染や散発感染を起こす病原菌で、下痢を起こすだけでなく、重症例ではhemolytic uremic syndrome (HUS, 尿毒素症候群)やencephalopathy (脳症) を引き起こし、これらの重症例では致死率や後遺症発症の可能性が大幅に増加します。私の研究室では、マウスモデルを用いて、志賀毒素がどのようにHUS および脳症の発症に関係しているかを明らかにし、特異的な治療方法が存在していないこの感染症に対する薬の開発を長期目標に掲げています。今回はこの大腸菌の感染症に関する情報を私たちの研究成果を中心にお話します。

Kumiko Iwabuchi
Postdoctoral Fellow
Biology of Reprogramming, Institute for Stem Cell Research, MRC Centre for Regenerative Medicine

タイトル:
Somewhere, over the Waddinton’s hills

要旨:
動物の胚発生は受精卵に始まり、その経過とともに各々の細胞が特異的な機能を持った体細胞へと分化していきます。細胞系譜の決定により新しい機能を獲得することと引き換えに受精卵や初期胚が持っていた全能性・多能性は失われ、哺乳類の身体では一部の体性幹細胞を除いて別の種類の細胞を生み出すことはできなくなります。
この終末分化に至る細胞の運命を、C. H. Waddingtonは起伏に富んだ地形を下って行く一つのボールとして表現しました。しかし、一旦は麓まで転がり落ちたボールを頂上に向かって蹴り返すことができたとしたら、ボールはどこへ行くでしょうか?もと来た道を辿って同じ場所に戻るのでしょうか?はたまた蹴られるがままに無茶苦茶な道を辿ってあらぬ方向に行くでしょうか?
2006年に胚性幹細胞(ES細胞)をモデルとして創り出された人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cells; iPS細胞)は、たった4つの転写因子を導入することで終末分化に至った体細胞をもう一度三胚葉系に分化できる未分化状態にまで戻したものです。とはいえ、その巻き戻し―初期化の効率はあまり高いものではなく、多能性に向かって蹴り返したはずのベクトルは目的地に向かうことなく様々な要素によってかき乱され、殆どは明後日の方向に行ってしまいます。
そもそも、体細胞の初期化というのはどのような現象か?体細胞が多能性を持つ細胞へと逆戻りするはずの過程で、実際にはどのような道筋を辿るのか?どの経路が近道か?厄介な起伏はどこにあるのか?これらを理解すべく、私はWaddingtonのランドスケープをさかさまに登るための地図の作成に従事してきました。
今回のショートトークでは、京都大学再生医科学研究所・iPS細胞研究所在学中より現所属であるエディンバラ大学MRC-CRMにまたがって行って来た研究の中から、1) 細胞表面抗原および内在性多能性幹細胞マーカーを用いた初期化経路の細分化、2) 細分化されたサブ細胞集団の網羅遺伝子発現解析・シングルセル遺伝子発現解析による評価、 3) マイルストーンとなる遺伝子発現のマッピング についてご紹介したいと思います。みなさまの忌憚のないご意見を心より楽しみにしております。

第13回JSSBのお知らせ

2013/5/8 (イベント情報)

次回の第13回JSSBは5月24日(金)です。

17:00-17:15 開場/ティータイム
17:15-17:30 株式会社キーエンス(事業や製品紹介)
17:30-17:40 自己紹介

(1) 鎌田瑠泉
Visiting Fellow, Section on Molecular Genetics of Immunity, NICHD, NIH

17:40-18:30 セミナー発表

馬場理也
Urologic Oncology Branch, NCI, NIH

タイトル:
新規癌抑制遺伝子FLCNの機能解析

要旨:
私の所属している研究室(NCI, Urologic Oncology Branch)では、家系解析を通して遺伝性腎臓癌の原因遺伝子を同定してきました(VHL; Science1993, MET; Nature Genetics 1997, Fumarate hydratase;Am J Hum Genet 2003)。非常に稀な遺伝性腎臓癌症候群の一つである、Birt-Hogg-Dubé syndrome(BHD症候群)も、当研究室の研究対象の一つです。BHD症候群は、常染色体優勢遺伝の過誤腫症候群で、皮膚の過誤腫、肺の嚢胞・自然気胸、腎腫瘍を主徴候とします。BHD症候群の家系解析により、2002年に当研究室で原因遺伝子FLCNが同定されました(Cancer Cell 2002)。BHD症候群の患者は、loss of function が予想されるgermline mutationをFLCNにもち、腎腫瘍では2nd hit mutationがもう一方のalleleに見つかることより、FLCNは癌抑制遺伝子であると考えられます。FLCNがコードするFLCN(folliculin)は、579アミノ酸の新規たんぱく質です。バイオインフォマテイックスな解析では、既知の機能ドメインや他のたんぱく質との相同性が全くなく、アミノ酸配列からその機能を予想することは困難でした。私は2003年の3月よりNCIにおいて、FLCNの機能解析をテーマに研究をしてきました。新規遺伝子の機能解析はなかなか手ごわく、その機能の全容解明にはまだまだ至っておりませんが、結合たんぱく質の単離・同定、ノックアウトマウスの作成・解析を通して、幾つか新たなことがわかりつつあります。

その変異が遺伝性過誤腫症候群(Harmatoma Syndrome)を引き起こす癌抑制遺伝子には、生体内で不可欠な役割を持っているものが多々あります(PTEN ; cauden disease, LKB1 ; peutz-jeghers syndrome, TSC1/2 ; tuberous sclerosis complex, VHL ; von hippel-lindau disease)。今回のセミナーでは、どうやらFLCNもこれらの重要な癌抑制遺伝子と並んで大事そうだということを、お伝えしたいと思います。

ボルチモア日本人研究会(Japanese Science Seminar in Baltimore, JSSB)

2013/1/21 (UJAからのお知らせ)

毎月末に1回、ジョンズ・ホプキンス大にて定期セミナーを行なっています。曜日は固定せず会費なしで1時間半の設定です。自己紹介コーナーと前後にティータイム(自由時間)を設け、日本のお菓子とお茶でくつろいでいただいてます。その他、年に1-2回の懇親会(軽食とアルコール)も催します。

http://www.jssbaltimore.com/