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UJAの多様性に関する活動指針について

更新日:5月6日

UJA運営メンバー 一同


私たちが暮らすこの世界は多様性に満ち溢れている-こう表現するのはとても簡単です。


しかし、私たちは「多様性」の本質について本当に理解しているでしょうか。


そもそも日本人研究者というある種の同質性をもった集団であるUJAが、なぜ多様性を重要視しなければならないのでしょうか。



海外で生活する日本人研究者は、人種の問題、ジェンダーバランス、政治・宗教上の対立など、日本では身近に感じない、グローバルな課題に直面することがあります。


しかし、日本人的価値観から思考停止に陥ったり、自分自身の文化的・教育的背景による偏りによって表面的な理解に留まったり、日本に戻った瞬間に課題に対峙する機会が失われたりします。


分野融合や国際連携、若手研究者活躍の推進に男女共同参画などを取り入れる必要性について、当事者にならない限り自分とは無関係なもの-そう割り切ってしまっている現状の深刻さに気づいたことが、UJAが多様性に取り組むきっかけとなりました。



この度、UJAでは多様性に関する活動指針を掲げました。

UJAは、人種、性別、年齢、地域や宗教、思想、専門分野、さらに心身機能など多岐に渡る社会的多様性を、しっかりと理解・尊重し、我々の言葉で表現することで、新たな学術的多様性を推進し、日本に関わる全ての研究者が安心して国際的に活躍するサイエンスの未来を創造していきます。


公式ウェブサイトにてUJAの多様性に関する活動指針を掲載しております。ぜひご一読ください。

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