2nd Japan Forum
for Asian Science and Technology

第2回JFAST アジアの科学技術
イノベーションのための交流会
2017年12月2日 開催

第2回 JFAST 開催報告

海外日本人研究者ネットワーク(UJA)は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と城西国際大学アドミニストレーション研究科との共催で、2017年12月2日(土)、城西国際大学 紀尾井町キャンパスにて、第2回JFASTを開催しました。約100名の方々にご参加登録いただき、アジアの科学技術イノベーションのエコシステム作りについて情報共有したり、意見交換しました。

北原 秀治氏(海外日本人研究者ネットワーク、東京女子医科大学)の開会挨拶の後、まず、第1部では「世界とアジアにおけるイノベーションエコシステムの発展」を取り上げました(モデレータ:木村 公一朗 氏[ジェトロ・アジア経済研究所])。 名倉 勝 氏(株式会社経営共創基盤)は「科学技術からイノベーションを創出するためのエコシステム」という講演の中で、実際の欧米におけるイノベーションエコシステムを示しながら、その基本的な概念を報告しました。木村 公一朗 氏(ジェトロ・アジア経済研究所)は、「東アジア経済の変化:起業を通じたイノベーション」の中で、実際に中国で起きている経済変化について報告しました。清水 毅志 氏(エルゼビア・ジャパン株式会社)は、「特許による学術論文引用の現状~アジアにおける科学技術イノベーション指標として」の中で、海外と日本の論文と特許の関係について報告しました。木村 忠昭 氏(株式会社アドライト)は、「東アジアにおけるイノベーションエコシステムの現状と日本企業/日本市場との連携について」の中で、実際に投資現状について紹介しました。

つづく第2部では「中国とシンガポールにおけるイノベーションエコシステム」を取り上げました(モデレータ:三嶋 雄太 氏[京都大学 iPS細胞研究所])。 伊藤 亜聖 氏(東京大学社会科学研究所准教授、深圳大学中国経済特区研究センター)は、「イノベーション都市としての中国深圳」の中で、実際に中国深圳におけるイノベーションの現状を報告し、それがいかに日本より進んでいるかを紹介しました。武田 隆太 氏(株式会社リバネス グローバルブリッジ研究所)は、「東南アジア6億人市場の捉え方:潜在ニーズは現地スタートアップを通して表出する」というタイトルで、実際のシンガポール事業を含めた今後の自身の計画などを紹介しました。杉井 重紀 氏(シンガポールバイオイメージング研究所、Duke-NUSメディカルスクール)は、「シンガポールで研究主宰し事業化すること」の中で、自身がシンガポールで運営するラボの状況、日本との環境、エコシステムの違いを報告しました。

つづく第3部では「アジアで日本の科学技術イノベーションを起こすには」という題目で講演者によるパネルディスカッションを、早野 元詞 氏(慶應義塾大学)を迎え行いました。登壇者のみなさまで、日本はどうアジアでイノベーションを起こすか、そのためにはどのようなエコシステム構築が必要かを話し合い、その討論はかなり白熱しました。

最後になりましたが、ご出席・ご登壇いただきましたみなさま、共催の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、城西国際大学、ご後援いただいた日本学術振興会(JSPS)北京研究連絡センター、学校法人城西大学イノベーションセンター、ご協賛いただいたエルゼビア・ジャパン株式会社、株式会社キャンパスクリエイト、リサーチコーディネートを始めとしたみなさま(個人、企業)、JFASTのロゴやフライヤーをご作成いただいた上杉 浩隆 氏、ウェブページをご制作いただいた高濱 真実 氏、当日、会場設営や受付などをお手伝いいただいた城西国際大学のみなさま、写真撮影をしていただいた清水 毅志 氏(エルゼビア・ジャパン株式会社)を始め、多くの方々にご協力いただき、誠にありがとうございました。深くお礼申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

JFAST2017運営委員会(順不同、敬称略)
北原 秀治(UJA、東京女子医科大学)、木村 公一朗(UJA、ジェトロ・アジア経済研究所)、今井 美沙(UJA、順天堂大学)、早野 元詞(UJA、慶應義塾大学)、三嶋 雄太(UJA、京都大学)、馬場 沙矢香(富士フイルムホールディングス)、広瀬 思帆(東京大学)、成田 真一(東京大学TLO)、安田 真里(法政大学)、上迫 大介(環境省)、アミール 偉(文部科学省)、松村 茂樹(大妻女子大学)、岩城 拓(国立研究開発法人 科学技術振興機構 北京事務所)

日時

2017年12月2日(土)
開場 12:30 講演会 13:00 - 18:50
懇親会 19:30 -(TBA)

会場

城西国際大学 紀尾井町キャンパス1号棟 地下ホール>> 詳細
東京都千代田区紀尾井町3-26

会費

JFAST参加費無料、懇親会費(当日お支払いいただきます)

お申し込み

今回はご都合の悪い方も、同リンク先よりメーリングリストにご参加ください。今後、関連セミナー等をご案内申し上げます。登壇者等、予告なく変更となる場合がありますことご容赦ください。受付終了しました

プログラム

12:30
開場
13:00~13:10
開会挨拶 北原 秀治 氏(海外日本人研究者ネットワーク)

第1部 世界とアジアにおけるイノベーションエコシステムの発展

13:10 - 14:00
名倉 勝 氏(株式会社経営共創基盤)
「科学技術からイノベーションを創出するためのエコシステム」
14:00 - 14:20
木村 公一朗 氏(ジェトロ・アジア経済研究所 副主任研究員)
「東アジア経済の変化:起業を通じたイノベーション」
14:20 - 14:40
清水 毅志 氏(エルゼビア・ジャパン株式会社 リサーチマネジメント ソリューションマネージャー)
「特許による学術論文引用の現状~アジアにおける科学技術イノベーション指標として」
14:40 - 15:30
木村 忠昭 氏(株式会社アドライト 代表取締役CEO)
「東アジアにおけるイノベーションエコシステムの現状と日本企業/日本市場との連携について」
15:30 - 15:50
休憩

第2部 中国とシンガポールにおけるイノベーションエコシステム

15:50 - 16:40
伊藤 亜聖 氏(東京大学社会科学研究所准教授、深圳大学中国経済特区研究センター訪問研究員)
「イノベーション都市としての中国深圳」
16:40 - 17:20
武田 隆太 氏(株式会社リバネス グローバルブリッジ研究所 所長)
「東南アジア6億人市場の捉え方:潜在ニーズは現地スタートアップを通して表出する」
17:20 - 18:10
杉井 重紀 氏(シンガポールバイオイメージング研究所 グループリーダー、Duke-NUSメディカルスクール 助教授)
「シンガポールで研究主宰し事業化すること」

第3部 アジアで日本の科学技術イノベーションを起こすには

18:10 - 18:50
パネルディスカッション
モデレーター:早野 元詞 氏(慶應義塾大学)
アジアで日本の科学技術イノベーションを起こすには

運営

UJA は、日本学術振興会ワシントン研究連絡センター後援の元発足した「日本人研究者の海外でのさらなる活躍を目的とした、世界各地の研究者コミュニティ」の連絡会です(2012年発足)。2016年、さらなる発展のため、日本では一般社団法人海外日本人研究者ネットワーク(UJA)を、米国ではNPO法人UJAW, Inc.を設立しました。